簡単!どんどん増える!挿し木で増やす!【第1回】


挿し木でふやす

挿し木って?(Cutting)

し木は、植物から茎や、根のそなわっていない一部分を取って、土に挿して根や芽を発生させる繁殖技術のことです。

身近な例としては、サツマイモや苺なども挿し木の技術を利用して栽培、収穫されています。

ただ、植物の種類によって挿し木が難しいものがあり、また親木の年令が高まるにつれ、発根能力が著しくさがると言われています。

ちなみに、その他の繁殖方法としては、[実生]や[接ぎ木]や[取り木]や[株分け]などがあります。

生命力が強いものなら、どんどん増やすことが出来ますので、お好きな鉢に挿し木をしてアレンジを楽しんだり、お友達へプレゼントしてみたりなどなど、お金をかけずに楽しめると思います

挿し木の長所って 挿し木の長所って

タネから育てるのに比べて、開花や結実までの期間が短くて済みます。
また種から育てる場合には、親木の遺伝情報が不明なのに対して、挿し木はいわゆるクローンなので 元気な親木を使えば、良い遺伝子を受け継ぐ事が出来ます。

挿し木の短所とは 挿し木の短所とは
  • 植物によっては挿し木の難しいものがあり、また、同じ植物でも品種によっては難しいものがある。
  • また、親木の年齢が高くなると、発根能力が著しく低下することが多い。
  • 種と比べ、良い挿し穂を大量に準備することが難しい。
  • 親木の状態や、挿し穂の条件によって活着率のばらつきがある。
  • 植物によっては、側枝性(わき芽としてのびる)のため、樹形のバランスが悪くなる種類もある。
  • 高齢木の挿し穂の場合や、品種によっては初期生育が遅れ、発根、発芽に時間がかかる場合がある。
挿し木の種類 挿し木の種類

切り取った部分は[挿し穂(さしほ)]と呼ばれます。

挿し穂で使う部位により、【葉挿し】や【枝(茎)挿し】や【根挿し】や【頂芽挿し】などに分けられます。

また枝挿しは、【休眠枝挿し】や【熟枝挿し】や【緑枝挿し】などに分けられます。

挿し木する場合の注意点 挿し木する場合の注意点

挿し穂は、根による水分の補給がないため、乾燥にはとても弱く、切り口が表皮で覆われていないので、内部組織が露出した状態になって、病菌が進入しやすく、抵抗性も低く、デリケートな管理が必要です。

挿し木と同時に発根、萌芽などの生存維持のための消耗がはじまるのですが、これらの生長のための養分は、穂木に蓄えられている養分のみに依存しているため、新たな養分(肥料成分に加えて光合成など)の補給がありません。

特に、挿し穂自体に含まれている養分は、挿し木の発根率に大きく影響を及ぼすため、発根促進剤や植物活力剤を併用すると、活着率を上げることができます。

発根促進剤には、オキシベロンやルートンが、植物活力剤はメネデールが人気のようです。

◆ その他、挿し木については、文末の【一緒に読まれている記事】をご覧ください。


発根促進剤・植物活力剤
発根促進剤 オキシベロン

オキシベロン

挿し木の発根促進剤 植物成長調整剤!
挿し木の発根促進や、発生根数の増加が期待できます。

  1. 粉末インドール酪酸粉剤
  2. 発根を促進させる植物ホルモン剤です。
  3. 10gでさし穂の直径が2ミリ以下なら400-500本使用できます。
  4. 2-4ミリなら300-400本使用。
  5. 6-8ミリなら100-200本使用。
  6. 挿し穂の切り口を水に付けて粉末をまぶし、挿し木の床に挿します。
発根促進剤 ルートン

ルートン

挿し木・さし苗の活着をよくする発根促進剤です。

  1. α- ナフチルアセトアミド粉衣剤
  2. 発根を促進させる植物ホルモン剤です。
  3. 挿木、挿苗の発根を促進させます。
  4. 発根が促進されることで、挿木、挿苗の活着率が良くなります。
  5. 挿し穂の切り口を水に付けて粉末をまぶし、挿し木の床に挿します。
  6. 粉末だけでなくペースト状でも。
植物活力剤 メネデール

メネデール

植物の生長に必要な物質は、主に根毛からイオン化された形で吸収されます。
鉄をイオンの形で含む水溶液で、素早く吸収されるため、根の生長を助けます。
水分や養分の吸収力を高め、光合成を活発にする働きもあります。

  1. 挿し木など植物をふやす時
  2. 新しく植物を植える時
  3. 株分けや、植え替え。
  4. 弱った植物を回復させる時
  5. …に使います。


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